Y・トゥーレがアグエロに助言…指揮官を映画『ラ・ラ・ランド』に重ねる

マンチェスター・CでともにプレーするY・トゥーレ(左)とアグエロ(右) [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Cに所属するコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレが、同僚のアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロにアドバイスを送った。イギリス紙『サン』が伝えている。

 アグエロは21日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグのモナコ戦で先発出場を果たすと、2ゴールを決めて5-3の勝利に貢献。試合後には、ジョゼップ・グアルディオラ監督から祝福された。ただし、プレミアリーグではここ3試合連続で途中出場が続いており、エースに相応しい待遇を受けているとは言い難い。アグエロがボールを失うたびに同監督がタッチライン際で怒りを露わにする姿が目撃されており、新戦術への適応が懸念されている。

 そんななか、2008年から2010年まで在籍したバルセロナでグアルディオラ監督から指導を受けたY・トゥーレは、自身の経験もとに「なぜペップがタッチライン際で怒っているのか、まずはそれを理解すべきだ」と発言。先週、チームメイトと映画『ラ・ラ・ランド』を鑑賞したという同選手は、ジョークを交えながらアグエロにこう助言を送った。

「『ラ・ラ・ランド』を見ていたら、ペップが身振り手振りをするような、そんなシーンがあった。でも、それは良いことだと思うよ。彼は情熱的な男だ。昔から知っているけれど、イライラしているように演じているときだってある。トレーニング中から僕ら選手よりも厳しく接し、チームにより多くを求める監督なんだよ」

 Y・トゥーレ自身もグアルディオラ監督との再会を果たした今シーズン、昨年8月24日に行われたCLプレーオフのステアウア・ブカレスト戦に出場して以降、約3カ月間にわたって出場機会がなかった。しかし今では不可欠な選手となっている。厳格で気性の激しい指揮官による“愛のムチ”をバネに、アグエロも完全復活を遂げられるだろうか。

(記事/Footmedia)

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