インタビューに応じたチェフ
2月24日に発売されたプーマ新スパイク『evoPOWER Vigor1』のリリースに先立ち、1月に行われた同製品発表会にて、アーセナル所属の元チェコ代表GKペトル・チェフに、今シーズンで契約満了となり、去就も注目されるアーセン・ヴェンゲル監督について聞いた。
1996年10月にアーセナルを率いることになったヴェンゲルは今シーズンで21シーズン目を迎えている。チェフは、「一つのクラブを20年間も世界のトップレベルに維持し続けていることが、何より彼の質の高さを証明している。そうした実績がなければ、現代サッカー界において監督の寿命は短いものだから、類まれな存在だよ。サッカー界への功績を示しているし、いまだに毎日チームを指揮しようとするモチベーションと意欲を持ち、毎年チームを成功へ導こうと努力している」と、現代サッカー界ではまれなケースとなっている、1つのクラブで長期政権を築いている指揮官の功績を称える。
ヴェンゲルが結果を出し続けていることについては、「監督はそれぞれ違った個性を持っているし、意思の疎通や試合へ向けての準備なども様々。一つ共通していることは勝利に対する強い意志だよ。ヴェンゲル監督もその一人だし、チームは次の試合の勝利を目指して練習に励んでいるし、負けるのは好きではない。そうした負けたくないという意志がトップレベルの監督の成功へ向けた大きなモチベーションの一つになっていると思う。ヴェンゲル監督が監督として唯一無二である点は、欧州で最も長く一つのトップレベルのクラブを指揮する監督であることと、サッカーに対する倫理的価値観だろうね」と、67歳になった名将のメンタル面に言及し、一貫したサッカーに対する姿勢にも感銘を受けている様子だった。
アーセナルを指揮する前にはヴェンゲルは名古屋グランパスの監督を務めた。当時の話は「彼からもよく聞いている」とヴェンゲルから直接聞かされたこともあるようで、「素晴らしい経験だったようだね。僕自身もキリンカップで日本に行ったことがあるし、FIFAクラブワールドカップで横浜にも行ったよ。日本人のサッカーに対する理解や情熱は感じ取れたね」と、自身の経験も踏まえて話してくれた。
By サッカーキング編集部
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