マンチェスター・Cに所属するドイツ代表MFレロイ・ザネを、同僚のフランス代表DFガエル・クリシーが絶賛した。6日付けの地元紙『マンチェスター・イヴニング・ニュース』が報じている。
昨夏にDF内田篤人の所属するシャルケからマンチェスター・Cへと移籍したザネ。シーズン前半こそインパクトを残せない時間が続いたが、ここ5試合はフル出場するなど存在感を増しており、1月以降の公式戦で5ゴールをマークしている。5日のプレミアリーグ第27節サンダーランド戦でもチーム2点目となるゴールを叩き込んだばかりだ。
同僚の左SBクリシーはザネについて「新しいクラブやフットボールに適応するのには時間が必要だ。最初の6カ月は予想通り、彼にとってベストではなかった。でもアーセナルとの一戦から全てが変わったね」と、ザネが移籍後初ゴールを上げた12月のアーセナル戦がターニングポイントになったとの考えを示した。
またクリシーは「若い選手を褒め過ぎるのは好きじゃない」とした上で、「彼は(ウェールズ代表FW)ギャレス・ベイルを想起させる。強くてパワーがあって、アシストやゴールのような決定的な仕事ができるんだ」と、レアル・マドリードで活躍するベイルを引き合いに出してザネを称賛している。
マンチェスター・Cは公式戦8試合で7勝と調子を上げており、プレミアリーグでも1試合未消化ながら2位トッテナムに勝ち点「1」差の3位まで追い上げてきた。次戦は8日、プレミアリーグ第28節でホームにストークを迎える。