バイエルン戦前日会見に臨んだアーセナルのヴェンゲル監督 [写真]=Arsenal FC via Getty Images
7日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、アーセナル(イングランド)とバイエルン(ドイツ)が対戦する。先月15日に行われたファーストレグでは、敵地で1-5と大敗を喫したアーセナル。大逆転での準々決勝進出を目指し、ホームゲームに臨む。
ホームでのセカンドレグを前に、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が記者会見に臨んだ。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』がコメントを伝えている。
ヴェンゲル監督は、ベスト8進出が極めて難しい状況となっていることについて「現在の状況で我々が有利なのは、あれこれ考える必要がないということだけだ」と一言。少なくとも4ゴールが必要な一戦に向けて、以下のように続けた。
「他に選択肢はない。攻めてゴールを奪いにいくしかない。バイエルンとは(過去に)4回対戦しているが、常にヨーロッパで1、2を争うチームだ。そんな彼らを退けるのは非常に難しい。攻めることで可能性を生み出したい。どんな結果になろうともプライドを懸けて戦い、90分間全力を尽くさなければならない」
悲壮な決意を語ったヴェンゲル監督。『UEFA.com』によれば、ファーストレグを1-5で落としたチームがホームで逆転した例は、過去80回のうち1回のみだという。データ上も非常に厳しい数字が示されているが、アーセナルはホームで意地を見せることができるだろうか。
By サッカーキング編集部
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