アーセナルはコシェルニーの退場もあってバイエルンに大敗した [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグが7日に行われ、アーセナルはバイエルンにホームで1-5と大敗。試合後、アーセン・ヴェンゲル監督がインタビューに応じ、審判への不満を漏らした。イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
試合はアーセナルが前半にイングランド代表FWセオ・ウォルコットのゴールで先制。しかしながら後半に入って53分に主将のフランス代表DFローラン・コシェルニーが退場し、その後は5ゴールを奪われて大敗を喫した。
ヴェンゲル監督は「バイエルンにプレッシャーをかけることができたが、前半のウォルコットに対するファールがペナルティーキックだったから、それは不運だったね」とコメント。「後半には、審判が試合を壊した。その後は非常に難しくなり、今夜は審判がバイエルンに力を与えていたね」と続け、皮肉まじりに審判への不満を口にした。
コシェルニーの退場シーンに関して、「ペナルティーキックでさえなかった。レヴァンドフスキはオフサイドだったのに、レッドカードまでもたらした。あれが完全に我々を殺したよ」と、PKですらなかったと主張した。
また、アーセナルの指揮官として最後のCLになったのかと問われると、「わからない。君たちはいつも見出しで私を心配しているが、自分の将来ではなくフットボールについて話しているだけだ」と答え、去就については語らなかった。
さらに、「何か変える必要があるかって? チームの調子は良いさ。難しい状況だが、変えなければいけないのは次の試合の結果だよ」と続け、次戦へ目を向けた。
7年連続でCLベスト16敗退となったアーセナル。次戦は11日にFAカップ準々決勝でリンカーン・シティ(5部)をホームに迎え、18日にはプレミアリーグ第29節でウェスト・ブロムウィッチと対戦する。
By サッカーキング編集部
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