ヴェンゲル監督はサポーターに対し理解を求めた [写真]=Catherine Ivill - AMA/Getty Images
7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、ファーストレグに引き続き、バイエルンに1-5の大差で敗れたアーセナル。試合開始前には、チームを率いるアーセン・ヴェンゲル監督に対し退任を要求するデモ行進が行われるなど、指揮官の今後の去就に注目が集まっている。しかし、ヴェンゲル監督自身は「高いモチベーションを保っている」と語ったと、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ヴェンゲル監督は、バルセロナのルイス・エンリケ監督が疲弊を理由に、今シーズン限りで指揮官からの退任を発表したことに対して「私は問題ない。モチベーションは高いし、強い気持ちを保っている。クラブのためにベストを尽くすつもりだ」とコメント。バルセロナがパリ・サンジェルマンと戦ったチャンピオンリーグ決勝トーナメント第1回戦についても触れ、「2週間前のファーストレグでは(0-4と大敗して)一気に、エンリケ出ていけ!という声が強まったが、セカンドレグでの大逆転で彼はもうヒーローだ。監督の仕事とはそういうもの。トータルの成績で考えることが大事」と、サポーターに対し理解を求めた。
7日のバイエルン戦で後半終盤の17分間に4ゴールを許したことについて問われると「私の責任」としながらも「1-1の同点で、10人での戦いを強いられている。勝ち上がるためにはゴールを奪わなければならない状況で、いろいろなことを考えた。守りに入るのか、点を取りに行くのか。私は点を取りに行く選択をした。結果として1-5と大敗して批判を浴びたし、私に責任がある。けれど残されたどんなわずかなチャンスでも、掴みに行く姿勢こそが大事だと思っている」と試合を振り返った。
By サッカーキング編集部
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