握手を交わすコンテ監督(左)とD・コスタ(右)[写真]=Getty Images
チェルシーに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタが、アントニオ・コンテ監督との関係について明らかにした。同選手がスペインのラジオ局『カデナ・セール』に語ったコメントを21日付けのイギリス紙『メトロ』が報じている。
昨夏からチェルシーで指揮を執るコンテ監督は、序盤戦からD・コスタをレギュラーとして起用してきた。1月には移籍問題をめぐって両者が衝突したとの報道もあったが、最終的に同選手は1月のマーケットでも残留。プレミアリーグここ6試合連続でフル出場を果たすなど指揮官からの厚い信頼を得ている。
D・コスタは、「コンテとの関係はいい形では始まらなかったんだ。彼がやってきてすぐ、アトレティコ・マドリードに行きたいと言ったからね」と、開幕前に古巣復帰を望んでいたことを明らかにした。
「アトレティコに戻るため、できることは全部やったよ。でも、同じようなことはもうしないだろう。移籍市場はまだ先が長かったんだけど、アトレティコは待つことを嫌がった。そして僕はしっぽを巻いてコンテのところに戻ったんだ」
今シーズン、プレミアリーグで17ゴールを挙げ、首位を快走するチェルシーにとって欠かせない存在となっているD・コスタ。1月には中国移籍も噂になった28歳のストライカーだが、コンテ監督も慰留に自信を示しており、来シーズン以降もスタンフォード・ブリッジで彼のプレーを見ることができそうだ。チェルシーは次戦、4月1日にプレミアリーグ第30節でクリスタル・パレスと対戦する。
By サッカーキング編集部
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