トッテナムの将来について語るGKウーゴ・ロリス [写真]=Getty Images
トッテナムのキャプテンを務めるフランス代表GKウーゴ・ロリスがクラブの将来についてコメントした。22日付のイギリスメディア『デイリーメール』が伝えている。
ロリスは、12月に2020年までの新契約に合意したことを発表。これによって、エースであるイングランド代表FWハリー・ケインに次いで2番目の金額を得ることとなった。そして、2012年にトッテナムに入団して以来、クラブはとても大きな発展を遂げている。同選手は、これはマウリシオ・ポチェッティーノ監督の功績であり、これからのクラブの発展はポチェッティーノ監督の去就次第であると、フランス紙『Le Figaro』で次のようにコメントした。
「僕はトッテナムで満足でしているけど、サッカーではすべてが壊れやすく、変化する可能性がある。そしていくつかのものは拒否できないこともある。確かに、僕の運命はマウリシオと結びついている。彼は僕にとってとても重要だ。僕たちの関係はサッカーを超えている。そして試合をこなしていったある日、彼は世界最高の監督となっているだろう。まあ、僕にとってはすでに最高だけどね」
30歳となったロリスは、世界有数のゴールキーパーだと知られているが、2012年のリヨン在籍時に優勝したフランスカップが彼にとって唯一の大きなタイトルとなっている。そして、ヨーロッパに存在する強豪クラブにとってその立ち位置から落ちることは難しいことと認めている。
「物事には拒否できないものがあるが、これは僕が絶望的になっているということではない。世界には、称賛を必要とするチームがいくつかある。彼らが、過去に成し得たことはモンスターのようで、そしてそれは10年後も15年後も再び繰り返されるだろう。トッテナムはそのようなクラブではない。だけど僕たちは、そのようになれる努力をしているところだ。そしてヨーロッパのモンスターたちと戦うことは簡単なことではないけど、それは僕たちにとってモチベーションとなっている」とコメントした。
トッテナムはプレミアリーグ第29節終了時点で17勝8分3敗の暫定2位となっている。次戦は4月1日にプレミアリーグ第30節、アウェイでバーンリーと対戦する。
By サッカーキング編集部
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