ギグス氏(右)がラッシュフォード(左)にアドバイス [写真]=Man Utd via Getty Images
マンチェスター・Uのレジェンドである元ウェールズ代表のライアン・ギグス氏が、同クラブでアシスタントコーチを務めていた頃の“愛弟子”であるイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードに対し、さらなる成長に向けてアドバイスを送った。イギリス民間放送局『ITV』の番組内でのコメントを引用する形で、27日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
26日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選で、ラッシュフォードはイングランド代表の一員として、60分からピッチに立った。2-0と快勝した一戦、同選手は高い能力を見せ付け、何度も攻撃を繰り返して必死にゴールを目指していた。
マンチェスター・Uのアシスタントコーチ在任中にラッシュフォードの成長へ大きく関わっていたギグス氏は、同選手がさらに高いレベルへと成長するためのアドバイスを送っている。
「得点を決めるためには、もう少し(多く)ボールに絡んでいく必要があるだろうね。もっとワンツーやポストプレーをすると良いと思う。彼がボールに関われば、相手は捕まえないといけないけど、毎回捕まえることはできないからね」
「相手DFに考えさせ続けることが必要だ。コントロール、パス、ポストプレー、そして次は走ってみる。とにかくゲームに絡んで、常にチャンスを窺ってプレーをしていれば、次は何をするのか、相手は理解できなくなるよね。なんでもできるようになるということだ」
リトアニア代表戦ではゴールを決められない焦りからか、時折フラストレーションを露わにして警告も受けてしまったイングランドの新星・ラッシュフォード。恩師レジェンドのアドバイスを糧に、さらなる活躍を見せることはできるだろうか。
(記事/Footmedia)
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