今夏のレアル・マドリード移籍が報じられるアザール [写真]=Chelsea FC via Getty Images
レアル・マドリードへの移籍報道が相次いでいるチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールだが、チェルシーは同選手にオファーを聞き入れると伝えているようだ。スペイン紙『マルカ』が27日付で報じている。
レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督と相思相愛とも報じられているアザール。同選手とベルギー代表GKティボー・クルトワの両獲りを目論むレアル・マドリードが、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスとスペイン代表FWアルバロ・モラタを差し出しての超大型トレードを画策しているとの報道もなされている。
昨夏にもレアル・マドリードはアザール獲得に動いていたが、この時は実現には至らず。しかし、同紙によると、この時にチェルシーが同選手に対して「将来的にオファーがあった場合には拒絶しない」と伝えたという。これにより、レアル・マドリードがチェルシーに対して攻勢を強めている模様だ。
今シーズンのプレミアリーグで首位を快走するチェルシーとしても、来シーズン以降のヨーロッパでの覇権奪回に向けてアザールを手放すわけにはいかない。ロマン・アブラモヴィッチオーナーは同選手に対して2億ユーロ(約239億8500万円)を投じての補強を伝え、野心を示していると同紙は報じているが、ジダン監督からの高評価を受けて気持ちはレアル移籍に向かっているようだ。
いよいよ現実味を帯びてきたアザールのレアル・マドリード移籍。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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