アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督 [写真]=Getty Images
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、監督業の引退について否定した。イギリスメディア『BBC』が1日付で伝えている。
現在、アーセナルはプレミアリーグで勝ち点50の6位。首位チェルシーに大きく差をつけられ、さらに来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できるかどうかも怪しい状況だ。また、今シーズンのCLでは決勝トーナメント1回戦でバイエルンの前に2戦合計スコア10-2の大敗。ファンの不満は募る一方で、ヴェンゲル監督の今シーズン限りでの退任を求める声が日に日に強まっている。
ヴェンゲル監督は去就について未だに明らかにしていないが、同メディアの報道によれば少なくとも監督業を引退することはないようだ。同監督は「私は引退しない」とその可能性をきっぱりと否定。「年老いた人にとって、引退は死ぬことと同じだ」と、自身の中での引退の定義を語っている。
また、同監督はファンからの批判について「私は負けることが大嫌いだ。負けることがファンにとって幸せでないことは理解できる。しかし、勝利をつかむための唯一の方法は、ファンと一致団結し、シーズンが終わるまでずっと全てを捧げることだ。それが我々にできることだよ」とコメント。一定の理解を示しつつ、サポートを求めた。
果たして、ヴェンゲル監督は来シーズンどのクラブで指揮を執っているだろうか。
By サッカーキング編集部
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