エヴァートン戦で左ひざを負傷したマネ [写真]=Gareth Copley/Getty Images
リヴァプールは4月1日に行われたプレミアリーグ第30節でエヴァートンと対戦し、3-1で勝利。この試合で先制点を挙げたものの、その後負傷交代を強いられたセネガル代表FWサディオ・マネが、左ひざの負傷で数週間にわたって離脱するおそれが出ている。3日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
昨夏からリヴァプールに加入したマネは現在24歳。今シーズンのプレミアリーグでここまで27試合に出場し、13得点、6アシストと、チームの攻撃陣をけん引する好パフォーマンスを見せている。
エヴァートンとの“マージーサイド・ダービー”でも開始早々の8分、敵陣中央からドリブルで持ち上がるとペナルティエリア左に侵入し、左足を振り抜いて見事な先制点を奪った。しかし後半に入ってアクシデントが発生。相手選手との接触プレーで左ひざを痛め、ベルギー代表FWディヴォック・オリジとの交代を強いられた。
試合後、チームを率いるユルゲン・クロップ監督はマネの状態について「明らかに痛んでいたし、単なる打撲あるいは筋肉系のケガか何かのようには見えなかった。彼の様子を見に部屋へ向かった時にはすでにベッドで治療を受けていたが、かなり痛そうだった」とコメント。軽症ではないとの見方を示し、状態を不安視していた。
チームの発表によると、マネは試合翌日の2日に検査を受けたが、患部の腫れがひかず十分な検査ができなかったため、現地時間3日にさらなる詳しい検査を受ける予定。試合後には松葉杖を使ってスタジアムを出るなどの様子は見られなかったが、離脱は避けられない状況と考えられている。
リヴァプールはイングランド代表MFアダム・ララーナが代表戦で負傷し、復帰までに4週間かかる見込み。現在首位のチェルシーと勝ち点10差の3位につけ、さらなる上位進出を目指すチームにとっては痛い離脱となってしまいそうだ。
By サッカーキング編集部
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