今シーズン公式戦2点目を決めた吉田麻也 [写真]=Getty Images
サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也が、5日に行われたプレミアリーグ第31節のクリスタル・パレス戦で今シーズンのリーグ戦初得点を決めた。その裏話を試合後のインタビューで明かしている。クラブ公式サイトが伝えた。
同試合で先発出場した吉田は1-1で迎えた83分、ネイサン・レドモンドからの折り返しをジャック・スティーブンスがワンタッチでコースを変えたところに、左足で押し込んで逆転ゴールを奪った。
吉田にとってプレミアリーグでのゴールは昨年2月6日に行われた第25節ウェストハム戦以来、約1年2カ月ぶりとなった。だがその間、日本代表では直近の3月28日に行われたタイ代表戦を含めて計4ゴールを記録。代表戦で発揮する勝負強さが故に、チームメイトのキュラソー島代表DFクコ・マルティナからいじられていたようだ。
吉田は試合後のインタビューで「クコが試合前に、僕が日本代表のときだけゴールを決めて、プレミアリーグでは全然決めないと言ってきたんです。なので、彼が間違っていることを証明したかったんです。たぶん彼は二度と僕にそんなことを言わないでしょうね」と冗談交じりで、ゴールの裏話を明かした。
サウサンプトンは吉田の逆転ゴールのあとにも追加点を挙げ、3-1で3試合ぶりの勝利。ホームでは公式戦10試合ぶりの白星となった。吉田は「セント・メリーズ(サウサンプトンの本拠地)で長い間勝てていなかったので嬉しいです。この勝利を多くの人が待っていたと思います」とコメント。「僕らにとってとても重要な勝利ですが、今最も大事なのはこの勝利を続けていくことです」と連勝を誓った。
なお、吉田は今シーズン公式戦28試合に出場。1月7日に行われたFAカップ3回戦のノリッジ戦では今シーズン初ゴールを記録していた。
By サッカーキング編集部
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