普通の生活への憧れを口にしたMFエジル [写真]=NurPhoto via Getty Images
アーセナルに所属するドイツ代表MFメスト・エジルが、サッカーのための節制生活から逃れて、「映画館でジャンクフードを食べる」といった普通の生活を送ることへの憧れを口にした。ドイツ誌『フォークス』でのインタビュー内容を引用する形で、9日付のイギリス紙『サン』が伝えている。
2013年9月にクラブ史上最高額の移籍金4250万ポンド(当時のレートで約65億円)でレアル・マドリードから加入したエジルは、今シーズンもここまで公式戦32試合に出場し10ゴールを記録。チーム4番目の得点を挙げるなど、アーセナルにとって欠かせない選手となっている。
ただし、トップレベルのプレーを披露し続けるために我慢していることも多く、「サッカー選手だから、いろんな大都市に行くけれど、ほとんどの時間はピッチ上か、ホテルの中で過ごしている」とリアルな日常を告白。さらに「自分にとってビッグステージだったレアル・マドリードにいた頃でさえも、練習後はどこへも行かず、家に1人で過ごしていた。ドラマだったり、旅とか動物のドキュメンタリー番組だったりを観てね」と話し、ピッチ上での華やかなプレーとは対照的なプライベートを送っていたことも打ち明けた。
そんなエジルは、節制生活から解放された場合にやってみたいこととして、「一人旅とかをしてみたいね。あるいは、昔そうしていたように、映画館に行ってナチョスやポップコーンを食べながら映画を観るのも良いね。ただ気の向くままに日々を過ごしたいよ」とコメント。プロ選手としてなかなかできない普通の生活に憧れを抱いていると認めた。
(記事/Footmedia)
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