現役時代リヴァプールでプレーしたキャラガー氏 [写真]=Getty Images
現役時代はリヴァプールで活躍し、現在は人気解説者として活動している元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、アーセナルの選手たちとクラブ全体を痛烈に批判した。10日のイギリス紙『デイリー・ミラー』が伝えている。
アーセナルは10日に行われたプレミアリーグ第32節のクリスタル・パレス戦で0-3の完敗を喫した。アウェイのリーグ戦4試合連続で3失点を喫するのは実にクラブ史上88年ぶりのことで、低調なパフォーマンスにファンからは「お前らにそのユニフォームは似合わない!」とのチャントが浴びせられていた。
イギリスメディア『スカイスポーツ』でこの試合の解説を行っていたキャラガー氏は、「どんな父親でも自分の娘にこんな奴ら(アーセナルの選手)を家に連れてきてほしくはないだろう。彼らは弱気な臆病者だ」と独特の表現で選手たちの姿勢を批判した後、「このクラブは何から何まで間違っている」とアーセナルの現状を扱き下ろした。
キャラガー氏は特に中心選手であるチリ代表FWアレクシス・サンチェスとドイツ代表MFメスト・エジルの働きに不満を抱いているといい、「契約延長交渉が始まってからの2人のパフォーマンスは酷いものだ。サンチェスに関してはここ数カ月、心ここにあらずという感じで、2人ともアーセナルに求められるレベルには全く達していない」と苦言を呈している。
この敗戦により6位に転落し、消化が1試合少ないとはいえチャンピオンズリーグ出場圏内の4位マンチェスター・Cからは7ポイント差をつけられてしまったアーセナル。激しい批判に晒され続けているアーセン・ヴェンゲル監督にとっては、まだまだ頭を悩ませる日々が続きそうだ。
(記事/Footmedia)
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