先制点を決めたアトレティコFWグリーズマン [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグが12日に行われ、アトレティコ・マドリードと日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターが対戦した。岡崎は先発出場となった。
クラブ史上初のCL出場でベスト8進出の快進撃を見せるレスター。9日のプレミアリーグ第32節ではエヴァートンに2-4と敗れ、新体制7戦目で初の黒星を喫した。だが、同試合で温存された岡崎、ウィルフレッド・ディディ、クリスティアン・フクスが先発に復帰。ジェイミー・ヴァーディやリヤド・マフレズらもスタメンに名を連ねた。
一方、昨年ファイナリストのアトレティコは、エースのアントワーヌ・グリーズマンやフェルナンド・トーレス、ヤニック・フェレイラ・カラスコ、サウール・ニゲスらが先発出場。両チームともハードワークを得意とするため、ディエゴ・シメオネ監督も「激しい戦いになる」と警戒を高めた。
試合は27分、主導権を握っていたアトレティコが先制した。グリーズマンがハーフウェーライン付近から左サイドを一気に駆け上がると、エリア内に進入したかしないかのところで倒され、PKを獲得。28分、これを自らゴール左隅に沈めて先制点を奪った。
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グリーズマンがPKで先制点を挙げた [写真]=Getty Images
反撃できないまま1点ビハインドで折り返したレスターは、岡崎を下げてアンディ・キングを投入し、後半を迎えた。55分、エリア手前でこぼれ球を拾ったマフレズが左足を振り抜くが、シュートは枠を捉えられない。アトレティコは61分、トーレスがエリア内で相手DFをかわし右足を振り抜こうとするが、足を滑らせてしまい、枠を大きく外した。
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岡崎は先発出場したが、前半のみのプレーとなった [写真]=Getty Images
後半は両チームともチャンスを作れず、膠着状態が続いたままタイムアップ。アトレティコがホームで1-0の先勝を収めた。レスターは公式戦2連敗となったものの、最小失点で第2戦に望みをつないだ。なお、岡崎は前半に6キロを走り攻守に貢献したが、ノーゴールのままハーフタイムに交代となった。
セカンドレグは18日にレスターのホームで行われる。
【スコア】
アトレティコ・マドリード 1-0 レスター
【得点者】
1-0 28分 アントワーヌ・グリーズマン(PK)(アトレティコ)
By サッカーキング編集部
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