レスターを絶賛したファーディナンド氏 [写真]=AMA/Getty Images
12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでアトレティコ・マドリードに0-1で惜敗したレスターの戦いぶりを、元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏と元レスターの監督であるマーティン・オニール氏が絶賛した。イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
クラブ史上初出場となったCLで、決勝トーナメント1回戦ではセビージャと対戦し、アウェイでのファーストレグを落としながらもベスト8に駒を進めたレスター。準々決勝でもスペイン勢のアトレティコ・マドリードとの対戦となり、またしても敵地でのファーストレグを落としてのスタートとなった。
この試合唯一の得点となったPKの場面では、アトレティコのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが倒されたのはペナルティエリアの外だったようにも見え、レスターのクレイグ・シェイクスピア監督は試合後も怒りが収まらない様子だった。
しかし敗戦という結果に関わらず、この試合を中継したイギリスメディア『BT Sport』の解説陣はレスターを称賛。マンチェスター・Uの一員として2008年にCLを制しているファーディナンド氏は「経験豊かな強豪を相手に互角の状況に持ち込めていることが信じられない」と感嘆の声を上げた。
また現アイルランド代表監督のオニール氏は「彼らは最後まで集中して戦ったからこそ、あのPKを悔やむことができるのだ。経験の差などもはや関係ない。セカンドレグはアトレティコにとってトリッキーな試合になる」と古巣の準決勝進出に期待を寄せた。
(記事/Footmedia)
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