アメリカでプレーするシュヴァインシュタイガー [写真]=Getty Images
元ドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーは、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシカゴ・ファイアーに移籍したことを全く後悔していないようだ。18日付のイギリス紙『マンチェスター・イヴニング・ニュース』が伝えている。
2015年夏にバイエルンからマンチェスター・Uに加入したシュヴァインシュタイガーは、今シーズンから就任したジョゼ・モウリーニョ監督から構想外とみなされ、出場機会が激減。結局、今シーズンはプレミアリーグでの出場がないまま、3月21日にシカゴ・ファイアーへの移籍が発表された。しかし、バイエルンでユースチームのコーチを務めるシュヴァインシュタイガーの兄トビアスさんは、弟に後悔の念は全くないと語っている。
トビアスさんは「マンチェスター・Uからの退団を彼は残念に思っていない。新しい冒険を楽しんでいるからだ。彼は前向きな男だから過去のことは気にしていないし、常に試合に出ることを望んでいる」と、弟バスティアンが新天地の環境に満足していると説明。そして「MLSはバイエルンやマンチェスター・Uと同じレベルにはないが、彼の存在は周りの選手の成長を促せると思うし、彼自身もこれまで経験したものとは違うサッカーから学ぶことがあるはずだ」と、アメリカでのさらなる成長に期待を寄せている。
さらに「マンチェスター・Uで出場した最後の数試合を見れば、彼がどれほどピッチ上での時間を楽しんでいるかわかるはずだ」と語ったトビアスさん。シカゴ・ファイアー加入後、3試合に出場して2ゴールをマークしているシュヴァインシュタイガーにとっては、プレーすることが何よりの喜びなのかもしれない。
(記事/Footmedia)
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