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大一番に敗れたマンU…しかし指揮官モウリーニョは「満足している」

2017.05.08

チームは惜しくも敗れてしまったが、「満足している」と語ったモウリーニョ [写真]=Getty Images

 7日に行われたプレミアリーグ第34節でマンチェスター・Uアーセナルと対戦した。この試合に0-2と敗れたマンチェスター・Uの指揮官ジョゼ・モウリーニョが試合後、イギリスメディア『SkySports』とクラブ公式チャンネル『MUTV』のインタビューに答えた。

 今回の敗戦で、チームのプレミアリーグ連続無敗記録(25試合)と、自身の対アーセナル戦での無敗記録が途絶えたモウリーニョは、「結果は残念だが、パフォーマンスについては言うことは全くない。個人個人、そしてチーム全体としてのパフォーマンスは非常に良かった。負けたのは点を決められなかったからで、相手よりも先に決定機を作れた。相手には運があり、我々は彼らより先に点を取れなかった。それだけのことだ。それ以外に言うことはない。ここ7週間全くプレーしていなかった選手たちに今日以上のプレーは要求できない」とコメントした。

 さらに同指揮官はその復帰選手や、4日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝ファーストレグのセルタ戦に出場した選手のプレーについても言及。「(フィル・)ジョーンズ、(クリス・)スモーリング、(ファン・)マタのパフォーマンスは素晴らしかった。大きなケガでここ7週間も欠場していたにもかかわらず、彼らの努力、姿勢は素晴らしかった。それから青年(アクセル・トゥアンゼベ)も同様だ。彼は素晴らしかったし、アレクシス(・サンチェス)も彼の能力をよく理解したと思う。されだけ良いプレーをしたということだ。それに木曜日(セルタ戦)にプレーした(マッテオ・)ダルミアン、(ヘンリク・)ムヒタリアン、(アンデル・)エレーラもよくやってくれた。ウェイン(・ルーニー)は素晴らしかったし、(マイケル・)キャリックは彼の豊富な経験を生かしてくれた。(アントニー・)マルシャルも努力して質の高いプレーを見せてくれていた」と、大一番で惜しくも敗れたチームのパフォーマンスを称賛した。

 また、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて、「スウォンジーとの前節の結果、そして今節の結果を受け、現実的に考えるべきだ。(トップ4フィニッシュは)厳しい。しかし、我々はヨーロッパリーグで勝ち残っている。そして、優勝が目前のところにいる。選手、そして私も勝ちたい。我々のようなクラブは、トロフィーを獲得した上で来シーズンのチャンピオンズリーグの出場権を獲得する方を好む。リーグ4位で出場権を獲得するのではなくね。リーグ4位と5位の違いはチャンピオンズリーグ出場権の有無だけだ。つまり、我々はヨーロッパリーグに全力を注ぐ」と、あくまでヨーロッパリーグで優勝することが最優先であると語った。

 加えて、「次の木曜は大きな試合が控えている。選手たちには休養を与えて、最高のコンディションに仕上げてもらいたい。今日のメンバーについて、私のファーストチョイスではない、ベストメンバーではないというのは構わない。しかし、チームが勝利を目指して戦わなかったとは言わせない。プレミアリーグ残り3節も勝ちに行く。ただ、全力を注ぐのは木曜日の試合だ」と、リーグ戦でのターンオーバー制の採用を示唆した。

 

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