ヴェンゲル監督が他チームの姿勢を非難した [写真]=Getty Images
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は中位のチームの態度に納得が行かない様子だ。イギリス紙『テレグラフ』が15日に報じた。
ヴェンゲル監督は取材に対し、「あるチームは全力でプレーし、あるチームはホリデーだ。我々はここ2試合全力だったが、残留を確定させたチームは一息ついている」と指摘した。
さらに「10年前にはなかったことだよ。このリーグのメンタリティは変わってしまった。全力を尽くさないのは許されないことだ」と話し、他クラブを糾弾した。
ヴェンゲル監督はクラブを名指しで非難することはしなかったが、ウェストハムがチャンピオンズリーグ出場権争いをするリヴァプールに4-0で負けたことを念頭に置いていると見られている。ウェストハムはすでに残留を決めており、上位進出の可能性も低い状況だった。
また、残留が確定する以前に、クリスタル・パレスやウェスト・ブロムウィッチが今シーズン最高とも言えるパフォーマンスでアーセナルを撃破したことに対する恨み節ではないかとも報じられている。
自身の去就も不透明であり、トップ4でシーズンを終えたいところだが、そのためには残り2試合に勝った上でリヴァプールかマンチェスター・Cがポイントを落とすことが条件だ。
アーセナルは16日、生き残りをかけてサンダーランドと対戦する。
By サッカーキング編集部
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