延期分のプレミアリーグ第34節が18日に行われ、日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターとトッテナムが対戦した。岡崎は4試合連続の先発出場となった。
試合は序盤から両チームともチャンスを作ったが、より攻勢に出ていたトッテナムが先制に成功する。25分、DFの裏を取ったソン・フンミンがペナルティエリア内右の深い位置まで抜け出し、相手GKの目の前でマイナスの折り返し。そこに走り込んだハリー・ケインが右足で合わせて、先制点を奪った。
さらにトッテナムは分、エリア手前中央のデレ・アリが浮き球パスを送ると、ソン・フンミンがエリア内で反転しながらダイレクトで右足を振り抜き、ゴール左隅に決めた。試合はトッテナムの2点リードで折り返す。
2点ビハインドのレスターはハーフタイムに岡崎を下げて、イスラム・スリマニを投入し反撃を狙う。53分、リヤド・マフレズがエリア手前中央で左足を振り抜くが、シュートは相手GKウーゴ・ロリスに正面でキャッチされた。
59分、レスターの反撃が実る。ウィルフレッド・エンディディのスルーパスに、ジェイミー・ヴァーディが抜け出すが、ペナルティエリア外まで飛び出したGKロリスに阻まれる。だが、こぼれ球をエンディディが繋ぐと、中央でフリーのベン・チルウェルが戻ったGKのタイミングを外し、冷静に右足シュートをゴール中央に決めた。
しかしトッテナムは63分、トビー・アルデルヴァイレルトが右サイドからクロスを送ると、ファーのヴィクター・ワニアマが頭で折り返す。ゴール前のケインがヘディングシュートを叩き込み、再び2点差に戻した。さらに71分には、ソン・フンミンがエリア手前中央で右足を振り抜き、シュートをゴール右隅に沈めて3点差に広げる。
それでも勢いの止まらないトッテナムは88分、ケインがエリア手前中央から右足シュートをゴール左に突き刺し、ハットトリック達成。さらに後半アディショナルタイム2分にも同じような場所から右足シュートをゴール左隅に沈め、自身4点目を奪った。試合はこのままタイムアップを迎え、トッテナムが6-1の快勝で2連勝。敗れたレスターは2連敗となった。
最終節は21日に一斉開催され、レスターはホームでボーンマスと、トッテナムはアウェイでハルと対戦する。
【得点者】
0-1 25分 ハリー・ケイン(トッテナム)
0-2 36分 ソン・フンミン(トッテナム)
1-2 59分 ベン・チルウェル(レスター)
1-3 63分 ハリー・ケイン(トッテナム)
1-4 71分 ソン・フンミン(トッテナム)
1-5 88分 ハリー・ケイン(トッテナム)
1-6 90+2分 ハリー・ケイン(トッテナム)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト