去就に注目が集まるヴェンゲル監督 [写真]=Getty Images
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督の去就問題は、5月27日のFAカップ決勝後に決着がつくようだ。イギリスメディア『BBC』が19日に報じた。
1996年からアーセナルを指揮し、現在プレミアリーグで最長在任記録を誇るヴェンゲル監督。だが、過去3回優勝に導いたプレミアリーグでは2004年を最後にタイトルから遠ざかり、チャンピオンズリーグ(CL)も7シーズン連続でベスト16敗退を喫している。そのため、デモ行進や小型飛行機でのバナー掲載などで指揮官続投に抗議するサポーターもおり、今シーズンは退任を求める声が一層強まっている。
去就に注目が集まっているヴェンゲル監督だが、、21日に行われるプレミアリーグ最終節のエヴァートン戦に向けた記者会見で、「取締役会で議論すべきことがたくさんある。監督の去就もそのひとつだ。もちろん私も出席する。だが、今は目の前にある日曜(21日)の試合とFAカップ決勝に集中すべきだ」とコメント。27日のFAカップ決勝以降に取締役会が開かれ、そこで去就について議論されるようだ。
トップ4フィニッシュを狙うアーセナルは、5月に入って4連勝を飾り5位に浮上。3位マンチェスター・Cとは勝ち点差「3」、4位リヴァプールとは同「1」まで迫り、最終節でCL出場権が与えられるトップ4入りに望みをつないでいる。また、27日にはFAカップ決勝でチェルシーと対戦。今シーズン最終戦で2年ぶりの大会制覇を目指す。
By サッカーキング編集部
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