若手最優秀選手に選ばれたゴメス(左) [写真]=Man Utd via Getty Images
マンチェスター・Uは18日、本拠地オールド・トラッフォードでマンチェスター・U年間アワード授賞式を行った。式典の中でU-17イングランド代表MFアンヘル・ゴメスが、若手最優秀選手賞を獲得。イギリスメディア『スカイスポーツ』は、同選手を19日付の記事で紹介している。
現在16歳のゴメスは、以前マンチェスター・Uでプレーした経験を持つポルトガル代表MFナニの従兄弟でもある。ロンドンで生まれ、U-16、U-17イングランド代表に選ばれた経験も持つ。また、ゴメスは歴代の若手最優秀選手を受賞した選手の中で、もっとも若い選手であることも発表された。
攻撃的MFが本職で、いわゆる「10」番タイプのプレーヤー。クラブは彼を「ピッチをワイドに使い、ポゼッションを高めてくれる存在」と評している。さらに同メディアは、マンチェスター・Uの下部組織で今シーズン19試合で12ゴール奪ったことから、ゴールを奪う能力に長けていることがわかるとも紹介。また、ゴメスはU-16、U-17イングランド代表でキャプテンを務めたこともあり、リーダーシップも取れるという。
ゴメスの父親、ジル・ゴメス氏もサッカー選手だったようで、1989年に行われたU-17ヨーロッパ選手権に出場、その後様々なクラブを渡り歩いた。そんな父親のもとに生まれたゴメスは、13歳の時にマンチェスター・Uと契約。素早い成長を遂げた同選手は、14歳の時に飛び級でU-18のチームでプレー、2015年に行われたプレミアカップでMVPにも選ばれた。
最後に、マンチェスター・Uのユース年代担当者のニッキー・バット氏は「私たちは信じられないプレーヤーを手に入れた。彼は私たちが一番期待している若手選手なんだ」と称賛を惜しまなかった、と同メディアは締めくくった。
By サッカーキング編集部
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