マンチェスターに飾られた平和を願うバナー [写真]=Getty Images
ウェストハムの会長であるデイヴィッド・サリヴァン氏が、とあるホームレスの男性に6カ月分の家を用意すると声明を出した。イギリス紙『サン』が23日付で伝えた。
ステファン・ジョーンズさんは、22日の夜に起こったマンチェスター爆破事件と関係している。22人の犠牲者を出し、多数の被害者を出した事件現場の近くで物乞いをしていたジョーンズさんは、爆発の後被害を受けた女性の介抱をしたという。女性の顔に刺さっていた釘を抜いて、人命救助の一役を買って出た。
ジョーンズさんはイギリスメディア『ITV news』の中で「もし助けを求めている人や子供がいたら、本能のままに助けに向かうんだ。あの時、たくさんの子供達が泣き叫びながら血を流して倒れていた。私たちは彼女たちの腕や顔に刺さった釘を抜いていたんだ」とコメントした。
'We had to pull nails out of children's faces': Steve, a homeless man who was sleeping near #Manchester Arena, rushed to help young victims pic.twitter.com/dyxzZpal0Q
— ITV News (@itvnews) May 23, 2017
これを受けサリヴァン氏と彼の息子は、スティーブさんの勇気ある行動に感銘を受け捜索を開始した。息子のサリヴァンJr氏は『ツイッター』上で「私と父は彼に6カ月分の家をマンチェスターに用意したい」とつぶやき、続いて「もし誰かが私たちの手助けをしてくれるなら感謝いたします。彼の私利私欲のない行動は称賛されるべきです」とコメントした。
このツイートをしてから2時間後、「私たちは彼を見つけられました! SNSの素晴らしさを見ることができた。みなさんありがとうございます」と、スティーブさんを見つけることができたことを発表した。
https://twitter.com/DaveSulley/status/867104457032597509
By サッカーキング編集部
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