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マンチェスター2大クラブが地元の悲劇で連携…1億5000万円を共同寄付

2017.05.25

イギリスでは現地25日午前11時に黙祷を実施。国中がテロ犠牲者へ哀悼の意を捧げた [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uは25日、ホームタウンで起きた悲劇を受け、マンチェスター・Cと共同で100万ポンド(約1億5000万円)を『We Love Manchester Emergency Fund』に寄付することを発表した。クラブ公式サイトが伝えた。

 マンチェスターを代表する両クラブは、120年以上前からホームと呼ぶ都市で起こった痛ましいテロ事件を受け、被害に遭った人々を共同でサポートすることを決めた。「#ACityUnited」という旗印の下、両クラブは試練の時を迎えている街をサポートする機会を引き続き探していくという。

 同ファンドは、マンチェスター・アリーナで起きた事件後に、犠牲になった22人の遺族、重傷を負った64人を支えることを目的に設立された。マンチェスター市長も、英国赤十字とのパートナーシップの下、同ファンドを支持している。

 集まった寄付金は地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』のクラウドファンドキャンペーン「#westandtogether」と連携し、ここ24時間で200万ポンド(約3億円)にまで到達。寄付金は地元や国内からに加え、世界各国から寄せられた。その金額に両クラブからの100万ポンドが加わり、寄付金の合計額は300万ポンド(約4億3000万円)を超えている。

 マンチェスター・Uは、前日24日に開催されたヨーロッパリーグ決勝の試合開始前に1分間の黙とうを捧げ、喪章を着けて試合に臨んだ。また、マンチェスター・Cの女子チームも、25日にアカデミー・スタジアムで行われるチェルシー・レディーズとの試合で、同様に黙とうを捧げ、喪章を着けてプレーする予定だ。

 マンチェスター・Cのカルドゥーン・アル・ムバラク会長は、今回の共同寄付について次のように語った。

「攻撃を受けてからマンチェスターの人々が力を合わせ、一致団結する姿に頭が下がる思いです。両クラブは、多少なりとも我々の寄付金により、今回のテロ攻撃の被害に遭われた方たちの心が和らげばいいと考えています。そして、我々の共同寄付こそ、二分されることのないマンチェスターのスピリットを象徴し、世界に発信できればと考えています」

 マンチェスター・Uのエド・ウッドワード副会長も、今回の共同寄付について次のように述べている。

「月曜の夜に発生した蛮行は、街中の人たちにショックを与えました。私たちのクラブは、マンチェスターの地元地域にとって中心的存在で、今回の悲劇に協力姿勢を示すことが正しい行為と思っています。お金が手助けになることはあるでしょう。しかし、今回の事件後すぐに示されたマンチェスターのスピリットにより、両クラブの活動、ファウンデーションの活動、地元の計画は進められていくはずです」

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