マンチェスター・Cに移籍したシルヴァ [写真]=Getty Images
マンチェスター・Cは27日、モナコに所属するポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァ獲得を公式HP上で発表した。今夏マンチェスター・Cへ最初に決まった移籍に際して、イギリス紙『ミラー』が「ベルナルド・シルヴァについて知っている5つのこと」というタイトルで同選手を紹介している。
約4300万ポンド(約61億円)でモナコから移籍してきたシルヴァ。巨額な移籍金は、時として選手へのプレッシャーへ変わる時がある。6月1日から正式にマンチェスター・Cの一員として活動する現在22歳のシルヴァは、果たしてジョゼップ・グアルディオラ体制のマンチェスター・Cで活躍できるのか。彼について知っている5つのことを紹介する。
1.似ている名前、似ている選手
マンチェスター・Cはシルヴァと似た名前の選手が在籍している。それがスペイン代表MFダビド・シルバだ。今シーズンはマンチェスター・Cにやってきて7年目、もはやチームとファンにとって替えのきかない選手になった。公式戦45試合に出場、8ゴール11アシストを今シーズン記録したシルバは、2010 FIFAワールドカップ 南アフリカで優勝も経験した。そしてポルトガル代表のシルヴァとスペイン代表のシルバの特徴は酷似しているとした同紙。左利き、重心の低いドリブル、ディフェンスの時の位置取りは両者の得意なプレーだ。今シーズンリーグ・アンで9つのアシストを記録したシルヴァは、仲間を生かす考えを常に身につけており、いわゆる“ナンバー10”プレーヤーとしてマンチェスター・Cで活躍が期待されている。
2.U-21ヨーロッパ選手権2015のベストイレブン
シルヴァは2015年に行われたヨーロッパ選手権で、自らの価値を証明した。準決勝、ドイツに5-0で勝った試合で大会初ゴールを記録すると、決勝ではポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロや同代表MFジョアン・マリオ、同代表MFウィリアム・カルバーリョらとともにスタメンに抜擢された。そして同大会のベストイレブンに選出。充実の一歩をたどっていった。
3.3年前のMVP
8歳の時にベンフィカへ加入したシルヴァはユース年代で順調に成長、ポルトガル2部リーグのベンフィカBで13年にデビューを飾った。デビュー初年度にリーグ戦38試合に出場し7得点、その年に2部リーグの最優秀選手賞を獲得した。
4.大金持ち?
シルヴァはベンフィカのトップチームで1試合だけプレーした。その後、14-15シーズンにモナコへローン移籍したが、移籍した初年度に公式戦42試合に出場して9ゴールをマーク。この活躍に応じて、モナコは当時20歳のシルヴァに、1300万ポンド(約18億円)を支払わなければいけなくなった。
5.代理人はジョルジュ・メンデス氏
シルヴァがモナコを離れると決めた時、多くの人がマンチェスター・Uへ移籍するものだと思っていた、なぜなら彼の代理人は“スーパーエージェント”であるメンデス氏だったからだ。彼はマンチェスター・Uへのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアやアルゼンチン代表DFマルコス・ロホの移籍に尽力した経験がある。しかし、マンチェスター・Cのグアルディオラ監督は、2月22日に行われたチャンピオンズリーグベスト16で5-3の勝利をものにしたモナコとの試合が、非常に印象に残っていたという。
By サッカーキング編集部
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