続投が決定的となったヴェンゲル監督 [写真]=Getty Images
アーセン・ヴェンゲル監督がアーセナルと2年間の契約延長に合意したようだ。イギリスメディア『BBC』が30日に報じた。
現在67歳のヴェンゲル監督は1996年にアーセナルの指揮官に就任。それ以来、21年間の長期政権を誇るが、今シーズンは退任を求める声が一層高まった。
過去3度の優勝に導いたプレミアリーグでは2004年を最後にタイトルから遠ざかり、チャンピオンズリーグ(CL)も7シーズン連続でベスト16敗退。今シーズンはリーグ戦を5位で終え、CL連続出場記録も19シーズンで途絶えることとなった。そのため、シーズン中は一部サポーターがデモ行進や小型飛行機でのバナー掲載などで、続投に抗議する姿勢を見せていた。
それでも、アーセナルは27日に行われたFAカップ決勝でリーグ王者のチェルシーを2-1で撃破。ヴェンゲル監督は2年ぶり史上最多13回目のFAカップ優勝でシーズンを締めくくり、何とか面目を保っていた。
『BBC』によると、同監督は、29日にオーナーのスタン・クロエンケ氏と会談を行い続投の意思を固めた模様。30日には取締役会でクラブ幹部らに続投することが共有されており、クラブは31日に正式発表を行う予定だという。
By サッカーキング編集部
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