レアル・マドリードでのプレー経験もあるディ・マリア [写真]=Getty Images
バルセロナがパリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアの獲得を狙っているようだ。フランス紙『ル・パリジャン』の内容を元に、イギリス紙『メトロ』が報じている。
バルセロナはアーセナル移籍目前といわれているトルコ代表MFアルダ・トゥランの代役として、ディ・マリアに関心を寄せている模様。アルダは2015年7月にアトレティコ・マドリードから加入したが、当時のバルセロナは補強禁止処分を受けていたため、選手登録されたのは昨年1月だった。
今シーズンは公式戦30試合に出場するなど、決して悪い数字ではないものの、そのうちリーグ戦で先発した試合は「14」。現状はブラジル代表FWネイマールのバックアッパーという立ち位置に甘んじており、アルダ自身も移籍を考えていたという。
報道によると、現在はアーセナルとバルセロナの間で交渉が行われている最中。正式発表はまだ先となりそうだが、アルダはバルセロナの選手専用ロッカールームからすでに自分の荷物を引き下げているとの情報もあり、移籍は決定的と見られている。
そのアルダの代役として白羽の矢が立ったのが、現在29歳のディ・マリアだという。言わずと知れたバルセロナのエース、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシと同国籍で、プライベートでも親しい同選手こそが適任だと考えられているようだ。
ディ・マリアは今シーズン、公式戦で43試合に出場して14得点、15アシストを記録。好不調の波が激しいとの指摘もあるが、2月14日に行われたバルセロナとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグでは2得点を挙げるなど活躍し、パリ・サンジェルマンの4-0の勝利に貢献していた。
By サッカーキング編集部
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