去就に注目が集まるマンチェスター・CのGKブラボ [写真]=NurPhoto via Getty Images
マンチェスター・Cに所属するチリ代表GKクラウディオ・ブラボが他クラブへ移籍するかもしれないようだ。イギリス紙『デイリーメール』は8日、リーグ・アンのリールへ加入する可能性を伝えている。
昨年夏の移籍市場でバルセロナからマンチェスター・Cに加入したブラボだが、プレミアリーグでの1年目は思うような活躍を見せることができなかった。全38試合中22試合に出場したものの、リーグ後半戦はアルゼンチン人GKウィリー・カバジェロに定位置を明け渡すこととなった。
そしてマンチェスター・Cは8日、ベンフィカからブラジル人GKエデルソンを獲得したことを発表。移籍金は4000万ユーロ(約50億円)で、GK歴代2位の高額だ。新守護神候補として大きな期待がかけられていることが、金額からも見て取れる。
強力なライバルの加入が決まり、ブラボの去就にも注目が集まっている。今回の報道によると、ジョゼップ・グアルディオラ監督は同選手の残留を望んでいるものの、エデルソンの加入で「立場を脅かされる」ことは間違いない。マンチェスター・C退団の可能性も報じられ、リーグ・アンのリールがブラボの獲得を狙っていると伝えられた。
リールのマルセロ・ビエルサ監督は、ブラボをレンタル移籍で獲得したいと考えている模様。マンチェスター・C側は来シーズンのGK陣について構想を固めている段階で、トリノへレンタル移籍で加入しているイングランド代表GKジョー・ハートの去就なども含めて、ブラボ放出について検討していくようだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト