モラタ(右)へ直接電話したと報じられたモウリーニョ監督(左) [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uへの移籍が濃厚と囁かれるレアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタに対して、マンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が直接ラブコールを送っていたことが分かった。スペイン紙『マルカ』が報じている。
モラタを巡っては連日様々な情報が飛び交っていた。3日のチャンピオンズリーグ決勝後にはレアル・マドリードに残留することを宣言していたが、その後モラタが自身の公式インスタグラムアカウントでマンチェスター・Uの選手のアカウントを続々とフォローしていることが明らかに。
そして今回の『マルカ』紙の報道によれば、モラタは代理人のフアンマ・ロペス氏を通じて、レアル・マドリード側に退団の意向を伝えており、その決断の裏にはモウリーニョ監督からの電話があったといわれている。
今シーズンの公式戦では43試合に出場し、20ゴールを挙げたモラタ。結果を残しているが、大一番となる試合ではフランス代表FWカリム・ベンゼマに出場機会を奪われていた。かつてレアル・マドリードで指揮を執ったモウリーニョ監督は“元教え子”モラタに対して「私のところに来い。こっちでは重要な存在になれる」とラブコール。直接電話をかけて、いかに同選手を必要としているかをアピールしたと見られている。
なお、レアル・マドリードは9000万ユーロ(約111億円)の移籍金を要求しているが、マンチェスター・Uは7000万ユーロ(約86億4000万円)を提示する模様。FWフェルナンド・トーレスが2011年1月にリヴァプールからチェルシーへと移籍した際の推定5850万ユーロ(約65億7000万円)の記録を塗り替え、スペイン人選手としては史上最高額の移籍金になると予想されている。
By サッカーキング編集部
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