移籍が決まった(左)ピックフォードと(右)クラーセン [写真]=Getty Images
エヴァートンが、今シーズンサンダーランドで活躍したU-21イングランド代表GKジョーダン・ピックフォードとアヤックスのキャプテンを務めるオランダ代表MFダフィ・クラーセンの両選手を獲得したことを発表した。15日付のイギリスメディア『BBC』が伝えている。
ピックフォードは、サンダーランドの下部組織出身の23歳。2016年1月にファーストチームデビューを果たし、今シーズンは、公式戦33試合に出場。チームはプレミアリーグ降格となったが、安定したパフォーマンスを披露しており、今シーズンのPFA年間最優秀若手選手賞候補者にも選ばれていた。
エヴァートンはピックフォードと5年契約を結んだことを発表。移籍金は2500万ポンド(約35億円)で、チームと同選手とパフォーマンスによって最大3000万ポンド(約42億円)まで引き上がる模様。仮に3000万ポンドまで支払われれば、GK史上3番目に高額な選手となることが明らかになっている。
同選手はエヴァートンのクラブ公式サイトで「偉大なクラブとサインすることができた。昨シーズンは初めてのプレミアリーグだったのに、今はエヴァートンでプレーする機会を得ることができた。僕とクラブにとってとても楽しみな瞬間である。チームを助けられるように全力を尽くすだけだ」と加入に対する意気込みを語った。
また、クラーセンはアヤックスの下部組織出身の24歳。同クラブの司令塔であり、キャプテンも担う大黒柱として活躍。今シーズンは、公式戦50試合に出場し20得点12アシストをマークした。エヴァートンは同選手と5年契約を結び、移籍金は2360万ポンド(約33億円)であることが発表された。
クラーセンはエヴァートンのクラブ公式サイトで「アヤックスを離れることは難しいが、これは僕にとっていい挑戦だと思う。監督と直接話した瞬間にいい感触を得ることができた。彼は正直な人で、クラブのことやどのようにプレーしてほしいかなどを話したことで入団を決めた」とロナルド・クーマン監督が移籍の決め手となったことを明かした。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト