2014年からノッツ・カウンティでプレーするスミス [写真]=AMA/Getty Images
イングランドのフットボールリーグ2(4部)に所属するノッツ・カウンティが15日、新シーズンのユニフォームの胸スポンサーを月ごとに変更することを発表した。面白い試みに注目が集まっている。
ノッツ・カウンティはノッティンガムを本拠地とする、1862年創設の世界最古のクラブ。マンチェスター・U、ニューカッスルなどでプレーした元イングランド代表MFアラン・スミスも在籍している。
最後に1部リーグに所属していたのは1991-92シーズンだが、いまだに根強い人気を誇る伝統あるクラブだ。白黒の縦縞模様のユニフォームを採用しており、ユヴェントスが1903年に採用した同色のユニフォームの由来になったと言われている。
そんな歴史のあるクラブだが、この度2017-18シーズンから新しい試みを発表した。新シーズンのリーグ戦が開催される8月から来年4月まで、毎月異なる胸スポンサーを決定し、さらにカップ戦では別のスポンサーを採用。合計「10」のスポンサーが、毎月交代で胸スポンサーを担当することになる。
🤝 | #Notts have confirmed their complete list of shirt sponsors for the 2017-18 campaign: https://t.co/AOatgrtiu6 pic.twitter.com/2DqArxLTSe
— Notts County FC (@Official_NCFC) June 15, 2017
担当する企業はスポーツ系のビジネスを行っている企業だけでなく、電気設備工事等を行う企業、映画館など様々。11月には、ノッツ・カウンティの熱烈なサポーターであることを明かしているロック歌手、ジェイク・バグが担当することも発表されている。
同クラブのコマーシャルオペレーションマネージャーを務めるサイモン・フォザリンガム氏は「これまでもスポンサーを務めてくれていた企業、そして新しく関係を築くことになった企業。どの企業との話し合いもとてもポジティブなものだった」とコメント。「特にジェイク・バグのような素晴らしい才能の持ち主を引きつけることができたことは、クラブにとって大きい」と新しいパートナーとの出会いを喜んだ。
プーマがサプライヤーを務める新シーズンのユニフォームは、胸スポンサーなしで販売される予定だが、希望があれば「10」の胸スポンサーのロゴのうち好きなものを入れることもできるという。
By サッカーキング編集部
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