2014年夏までチェルシーに在籍していたフランク・ランパード氏 [写真]=Getty Images
元チェルシーのフランク・ランパード氏が、スペイン代表FWジエゴ・コスタの代わりの選手を見つけることは難しいだろうと語った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が25日伝えた。
D・コスタは、チェルシーのアントニオ・コンテ監督の来シーズンのゲームプランに登場しないと言われており、古巣のアトレティコ・マドリードに加入する可能性が明らかになっていた。しかし、アトレティコ・マドリードは、スポーツ仲裁裁判所(CAS)から今夏の移籍禁止処分を受けており、同選手の去就は依然不透明な状態になっている。
ランパード氏は『スカイスポーツ』に対して「昨シーズン皆が見たように、ジエゴ・コスタは素晴らしいストライカーだ。彼の代わりの選手を探すことが非常に難しいことに疑いの余地はないよ。すべては憶測に過ぎないが、彼が残れば素晴らしいことだ。しかし残らなければ、世界でもトップレベルのストライカーを呼ばなければならない。彼はフィジカルも得点する能力もある。彼の代わりをすぐ見つけることは難しいだろう」とジエゴ・コスタの重要性を語った。
チェルシーは、ジエゴ・コスタの代役として、今夏移籍することを公言しているエヴァートンのベルギー代表FWロメル・ルカクと接触していることを既に明らかにしている。しかしルカクは、今月初めにプレミアリーグのクラブと「契約」を結んだことは明かしたが、「クラブ名」を明かすことを拒否している。
ルカクについてランパード氏は「彼のキャリアが始まったとき、彼がクラブでチャンスを得られることは中々なかった。しかし、ロメルはクラブを離れてから素晴らしい成長を遂げたね。確かにロメルは良い選択肢になるだろう。オールラウンドのストライカーに関しては、ロメルはエヴァートンでゴールを決めており、そのストライカー性を証明している。しかしオールラウンドのストライカーは他にも存在するんだ。チェルシーは、ジエゴ・コスタと同じような、フィジカルで存在感を示せて、シーズンで20ゴールを奪える選手を探していると思う」とルカクを評価しつつも、D・コスタの代役には懐疑的な姿勢を示した。
ジエゴ・コスタは今シーズン公式戦42試合に出場して22得点8アシストをマークし、チェルシーのプレミアリーグ優勝に貢献した。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト