フランス代表DFママドゥ・サコー [写真]=Getty Images
クリスタルパレスは、リヴァプールからレンタル移籍で加入中のフランス代表DFママドゥ・サコーを完全移籍で獲得するための交渉が破談したことを認めた。イギリス紙『デイリー・ミラー』が6月30日に伝えた。
サコーは昨シーズン、リヴァプールから1月にローンでクリスタル・パレスに加入後、同クラブのプレミアリーグ残留に重要な役割を果たしていた。クリスタル・パレスは持続的にリヴァプールと協議を積み重ねていたが、リヴァプールが同選手の獲得に3000万ポンド(約43.5億円)の値札を付けたことによって交渉は決裂したようだ。
クリスタル・パレスは先日、フランク・デ・ブール氏の新監督就任を正式に発表しており、昨年11月にわずか85日でインテルを解任となった同監督と3年間の契約を結んでいる。オランダ人指揮官は、クラブ史上初の外国籍監督となる。今夏の補強資金が少ない同クラブのデ・ブール監督は、インテルの前の所属クラブであったアヤックスから、1000万ポンド(約15億円)のオランダ人DFジョエル・フェルトマンを含むサコーより安い代役に目を向けているようだ。
クリスタル・パレスのスティーブ・パリッシュ会長は、サコーの交渉は「うまくいかない」と認め、「補強するための他の案もある」と付け加えた。
クリスタル・パレスは、8月12日に行われる新シーズンの開幕戦をホームで昇格組のハダースフィールドとの対戦が決定している。
By サッカーキング編集部
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