マンチェスター・Cからのレンタル移籍で今シーズンはトリノでプレーしたイングランド代表GKジョー・ハートに、ニューカッスルやマンチェスター・Uなど複数のプレミアリーグのクラブが関心を持っているようだ。1日付のイギリス紙『ザ・サン』が報じている。
同紙によると、ニューカッスルの指揮官を務めるラファエル・ベニテス監督は、今夏の移籍市場ではGKの獲得が最優先事項と考えているようだ。当初はマンチェスター・Cからの退団が発表されていたアルゼンチン人GKウィリー・カバジェロの獲得を目指していたが、チェルシーへの加入が決まったことからハートに狙いを変更したと見られている。
また、マンチェスター・Uはチームの絶対的守護神であるスペイン代表GKダビド・デ・ヘアがレアル・マドリードへ移籍した場合、代役にハートを獲得したいと考えているようだ。しかし、デ・ヘアのレアル移籍の可能性が低くなってきていることもあり、ハートがマンチェスター・U行く可能性はそこまで高くない模様だ。
上記の2チーム以外にも、ウェストハムやワトフォードも本格的にハートの獲得を目指しているようだ。また、現在ハートの保有権を持っているマンチェスター・Cは、適切な価格でのオファーが届けばハートの放出に応じる構えを見せている。ハート本人もイングランド代表守護神の座を離さないために、国内のプレーできる環境への移籍を希望しており、去就に関する報道が今後も白熱することは間違いないだろう。