補強が進まないことに不満があると報じられたコンテ監督 [写真]=Getty Images
チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督は、同クラブの補強に不満を持っているようだ。6日付のイギリス紙『ミラー』が伝えている。
チェルシーは、今夏エヴァートンに所属するベルギー代表FWロメル・ルカク獲得を第一優先事項として考え、コンテ監督も同選手の獲得を熱望していた。しかし、複数メディアが6日、マンチェスター・Uが移籍金7500万ポンド(約110億円)でエヴァートンと合意したと報道。コンテ監督はすでに、ルカク獲得を前提としていたプランも考えていたと言われており、ライバルチームに同選手を奪われたことにひどくショックを受けている模様。
さらに、モナコのフランス代表MFティエムエ・バカヨコや、ブラジル代表DFアレックス・サンドロに近づいていることが報じられるも、正式発表にならないことなどにも不満を募らせているようだ。
チェルシーは、ルカク獲得失敗によって、レアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタや、スウォンジーの元スペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテ、トリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティ獲得に動くようだが、遅れをとっていることは明らかであり、獲得できるかは不透明である。
他にもアーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスや、サウサンプトンのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク獲得に動くも失敗に終わるなど思うように補強できていない。このまま補強が進まないことになるとチェルシーは、名将をも失うことになるかもしれない可能性があるようだ。
By サッカーキング編集部
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