来季限りでの引退と指導者転身が決まったメルテザッカー [写真]=NurPhoto via Getty Images
アーセナルは7日、元ドイツ代表DFペア・メルテザッカーが2017-18シーズン終了後に現役を引退し、アカデミー(下部組織)にてマネージャーを務める旨を発表した。
今回の発表によると、メルテザッカーは2017-18シーズンは選手としてトップチームでのプレーに集中し、シーズン終了後に新たなチャレンジに臨むという。同選手は以下のようにコメントしている。
「私にとってエキサイティングな、新たな章の始まりだ。アーセナルファミリーの一部であり続けることができて、本当に嬉しいよ。今シーズンは全てを自分の仕事に集中させ、ピッチでの最後のシーズンを成功させたいと思っている。楽しみにしているよ。その後は、トップチームで十分にプレーできる若手選手たちを育成する手助けをする。エキサイティングなチャレンジだよ」
We've got some big academy news… https://t.co/A1UgNiwpxS
— Arsenal (@Arsenal) July 7, 2017
メルテザッカーは現在32歳。ハノーファーの下部組織出身で、2003年にトップチームデビューを果たした。2006年からはブレーメンでプレーし、ハノーファー時代と合わせてブンデスリーガ通算221試合に出場。2011年には初の国外移籍を果たしてアーセナルに加入し、同クラブでプレーを続けている。昨シーズンは負傷に苦しみ、プレミアリーグでは1試合の途中出場のみにとどまったが、今年1月に契約延長が決定。2018年6月末までの新契約を締結した。
新たなキャリアを歩むことが決まったメルテザッカー。まずは選手として最後のシーズン、有終の美を飾ることはできるだろうか。
By サッカーキング編集部
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