今年1月に長期離脱から復帰したチェルシーDFズマ [写真]=AMA/Getty Images
チェルシーに所属するフランス代表DFクルト・ズマが、レンタル移籍で他クラブへ放出される可能性が高まっているようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が11日に報じている。
報道によると、ズマはチェルシーからのレンタル移籍に向けて、12日にもストークやウェスト・ブロムウィッチと会談の場を持つ見通しとなっている。同選手は昨年2月にひざの前十字じん帯を断裂し、長期離脱を強いられた。今年1月に復帰を果たしたものの、アントニオ・コンテ監督の下で思うように出場機会を得られず。プレミアリーグでは9試合(先発は3試合)出場にとどまった。
チェルシーは9日、ローマに所属するドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの獲得を発表。同選手の加入により、ズマはより厳しい立場に置かれると予想されることから、新天地を求めることになるようだ。
ズマは1994年生まれの22歳。2014年1月にチェルシーへ完全移籍で加入し、2013-14シーズン中はレンタル移籍で所属元のサンテティエンヌに残留した。年代別のフランス代表にも名を連ね、昨年のユーロ2016出場も期待されていたが、ひざの大ケガで離脱を強いられていたため、母国開催大会に参加することはできなかった。
By サッカーキング編集部
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