ドルトムント、オーバメヤン(左)の移籍に備えてジルー(右)をリストアップか [写真]=Bongarts/Getty Images、AMA/Getty Images
日本代表MF香川真司のドルトムントが、アーセナルに所属するフランス代表FWオリヴィエ・ジルーを補強候補に据えているようだ。イギリス紙『デイリーメール』が13日に報じている。
ドルトムントは今夏の移籍市場で、ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが他クラブへ移籍する可能性を取り沙汰され続けている。同選手に対しては中国スーパーリーグの天津権健が巨額のオファーを提示しているほか、チェルシーやミランといったクラブも熱視線を送っていると報じられている。
今回の報道によると、ドルトムントはオーバメヤンの移籍に備え、ジルーを補強候補に据えている模様だ。同選手は昨シーズンのプレミアリーグで16ゴールを挙げたが、先発出場は11試合にとどまった。加えて、アーセナルは今夏の移籍市場でフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットを獲得。ジルーの立場はより厳しいものになると見られ、移籍の可能性が浮上している。エヴァートンやウェストハム、ミランなどが関心を示している模様だ。
なお、6月21日付のドイツメディア『スポーツビルト』によれば、ドルトムントはオーバメヤンの“移籍容認期限”を今月26日に設定。スイスでのプレシーズン合宿開始までに去就を決定する方針を固めたという。当時の報道では、7000万ユーロ(約86億円)以上の移籍金を提示するクラブが現れなければ、同選手の移籍は認めないとも伝えられている。
仮にオーバメヤンが退団することとなった場合、ドルトムントはジルーの獲得へ本腰を入れると見られている。果たして、両ストライカーはどのようなキャリアを歩むことになるのだろうか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト