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チェルシー加入モラタ、歴代8位の高額移籍に…ジダンやハメスらを上回る

2017.07.20

チェルシー移籍合意が発表されたモラタ [写真]=NurPhoto via Getty Images

 レアル・マドリードに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタが、チェルシーへ移籍することで合意に至った。19日に両クラブが発表した。スペイン紙『マルカ』によると、同選手の移籍金額は最高で8000万ユーロ(約103億1000万円)前後となる模様。同選手のパフォーマンス次第で金額が変動するようだが、サッカー界史上8番目の高さだと報じられている。

 同紙はモラタの移籍金について、スペイン人FWフェルナンド・トーレス(現アトレティコ・マドリード)が2011年にリヴァプールからチェルシーへ加入した際の移籍金を上回り、同国選手史上最高額だと伝えていた。そして新たに掲載された記事では、モラタがサッカー界全体における高額移籍金ランキングで歴代8位に入ったと伝えられている。

『マルカ』はユーロでの額面で歴代移籍金ランキングを紹介。史上最高額は昨年夏にユヴェントスからマンチェスター・Uへ移籍したフランス代表MFポール・ポグバの1億500万ユーロとなっている。以下、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・Uからレアル・マドリードへ/2009年)が9600万ユーロ、ウェールズ代表FWギャレス・ベイル(トッテナムからレアル・マドリードへ/2013年)が9100万ユーロと続いている。

 歴代移籍金ランキングは以下のとおり。

▼1位(1億500万ユーロ)
ポール・ポグバ(ユヴェントスからマンチェスター・Uへ/2016年)

▼2位(9600万ユーロ)
クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・Uからレアル・マドリードへ/2009年)

▼3位(9100万ユーロ)
ギャレス・ベイル(トッテナムからレアル・マドリードへ/2013年)

▼4位(9000万ユーロ)
ゴンサロ・イグアイン(ナポリからユヴェントスへ/2016年)

▼5位(8540万ユーロ)
ネイマール(サントスからバルセロナへ/2013年)

▼6位(8500万ユーロ)
ロメル・ルカク(エヴァートンからマンチェスター・Uへ/2017年)

▼7位(8100万ユーロ)
ルイス・スアレス(リヴァプールからバルセロナへ/2014年)

▼8位(8000万ユーロ)
アルバロ・モラタレアル・マドリードからチェルシーへ/2017年)

▼9位(7510万ユーロ)
ジネディーヌ・ジダン(ユヴェントスからレアル・マドリードへ/2001年)

▼10位(7500万ユーロ)
アンヘル・ディ・マリア(レアル・マドリードからマンチェスター・Uへ/2014年)
ハメス・ロドリゲス(モナコからレアル・マドリードへ/2014年)

▼12位(7400万ユーロ)
ケヴィン・デ・ブライネ(ヴォルフスブルクからマンチェスター・C/2015年)

▼13位(6950万ユーロ)
ズラタン・イブラヒモヴィッチ(インテルからバルセロナへ/2009年)

▼14位(6800万ユーロ)
ラヒーム・スターリング(リヴァプールからマンチェスター・Cへ/2015年)

▼15位(6500万ユーロ)
カカ(ミランからレアル・マドリードへ/2008年)

 2013年以降の5シーズンにおける移籍が15選手中10名を占めているように、時代背景も関連するため、また選手の移籍時における年齢も大きく影響するため、一概には言えないものの、モラタがサッカー史に残る高額移籍金でチェルシーへと向かうことは間違いなさそうだ。初挑戦のプレミアリーグで、金額に見合う活躍を見せることはできるだろうか。

By サッカーキング編集部

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