チェルシー移籍合意が発表されたモラタ [写真]=NurPhoto via Getty Images
レアル・マドリードに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタが、チェルシーへ移籍することで合意に至った。19日に両クラブが発表した。スペイン紙『マルカ』によると、同選手の移籍金額は最高で8000万ユーロ(約103億1000万円)前後となる模様。同選手のパフォーマンス次第で金額が変動するようだが、サッカー界史上8番目の高さだと報じられている。
同紙はモラタの移籍金について、スペイン人FWフェルナンド・トーレス(現アトレティコ・マドリード)が2011年にリヴァプールからチェルシーへ加入した際の移籍金を上回り、同国選手史上最高額だと伝えていた。そして新たに掲載された記事では、モラタがサッカー界全体における高額移籍金ランキングで歴代8位に入ったと伝えられている。
『マルカ』はユーロでの額面で歴代移籍金ランキングを紹介。史上最高額は昨年夏にユヴェントスからマンチェスター・Uへ移籍したフランス代表MFポール・ポグバの1億500万ユーロとなっている。以下、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・Uからレアル・マドリードへ/2009年)が9600万ユーロ、ウェールズ代表FWギャレス・ベイル(トッテナムからレアル・マドリードへ/2013年)が9100万ユーロと続いている。
歴代移籍金ランキングは以下のとおり。
▼1位(1億500万ユーロ)
ポール・ポグバ(ユヴェントスからマンチェスター・Uへ/2016年)
▼2位(9600万ユーロ)
クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・Uからレアル・マドリードへ/2009年)
▼3位(9100万ユーロ)
ギャレス・ベイル(トッテナムからレアル・マドリードへ/2013年)
▼4位(9000万ユーロ)
ゴンサロ・イグアイン(ナポリからユヴェントスへ/2016年)
▼5位(8540万ユーロ)
ネイマール(サントスからバルセロナへ/2013年)
▼6位(8500万ユーロ)
ロメル・ルカク(エヴァートンからマンチェスター・Uへ/2017年)
▼7位(8100万ユーロ)
ルイス・スアレス(リヴァプールからバルセロナへ/2014年)
▼8位(8000万ユーロ)
アルバロ・モラタ(レアル・マドリードからチェルシーへ/2017年)
▼9位(7510万ユーロ)
ジネディーヌ・ジダン(ユヴェントスからレアル・マドリードへ/2001年)
▼10位(7500万ユーロ)
アンヘル・ディ・マリア(レアル・マドリードからマンチェスター・Uへ/2014年)
ハメス・ロドリゲス(モナコからレアル・マドリードへ/2014年)
▼12位(7400万ユーロ)
ケヴィン・デ・ブライネ(ヴォルフスブルクからマンチェスター・C/2015年)
▼13位(6950万ユーロ)
ズラタン・イブラヒモヴィッチ(インテルからバルセロナへ/2009年)
▼14位(6800万ユーロ)
ラヒーム・スターリング(リヴァプールからマンチェスター・Cへ/2015年)
▼15位(6500万ユーロ)
カカ(ミランからレアル・マドリードへ/2008年)
2013年以降の5シーズンにおける移籍が15選手中10名を占めているように、時代背景も関連するため、また選手の移籍時における年齢も大きく影響するため、一概には言えないものの、モラタがサッカー史に残る高額移籍金でチェルシーへと向かうことは間違いなさそうだ。初挑戦のプレミアリーグで、金額に見合う活躍を見せることはできるだろうか。
By サッカーキング編集部
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