チェルシーが獲得を狙うジョレンテ(左)とベンテケ(右) [写真]=Getty Images
今夏の移籍市場でチェルシーはさらなるFWの獲得を目論んでいる。イギリスメディア『インディペンデント』が21日付で報じた。
チェルシーは昨シーズン前線の核となったスペイン代表FWジエゴ・コスタを放出する意思を固め、新たにレアル・マドリードから同代表FWアルバロ・モラタを獲得した。しかし、チェルシーはバックアッパーのFWを望んでおり、元同代表FWフェルナンド・ジョレンテとベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケに触手を伸ばしている。
指揮官であるアントニオ・コンテ監督はユヴェントス時代にジョレンテを指導、モラタと同様に今夏の主要ターゲットと考えていた。所属元のスウォンジーはジョレンテに3000万ポンド(約43億円)の値札をつけており、チェルシーは粘り強く交渉していくとした同メディア。
一方のベンテケは昨夏の移籍市場でリヴァプールからクリスタル・パレスへ移籍。昨シーズンはプレミアリーグ36試合15ゴールを記録し輝きを取り戻していた。しかし同選手は、ワールドカップイヤーとなる来シーズンに出場機会が減少するクラブへの移籍は消極的であり、交渉は難航を極める。
全ては現在FWのセカンドチョイスであるベルギー代表FWミシー・バチュアイ次第であり、今夏にチェルシーを出ていくことがあれば、名前が挙がった選手の獲得に全力を注ぐと同メディアは締めくくった。
By サッカーキング編集部
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