インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)2017のアメリカラウンドで、レアル・マドリードとマンチェスター・Uが対戦した。
サンフランシスコで行われた一戦は、昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)王者とヨーロッパリーグ(EL)覇者の顔合わせに。UEFAスーパーカップの“前哨戦”とも言える試合になった。レアル・マドリードはGKケイロル・ナバスやマルセロ、ギャレス・ベイル、カリム・ベンゼマらが名を連ねている。対するマンチェスター・Uは、マイケル・キャリックやマーカス・ラッシュフォード、マルアン・フェライニらが先発出場した。
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リーバイス・スタジアムでレアルとマンUが激突した [写真]=AMA/Getty Images
開始7分、マンチェスター・Uのジェシー・リンガードがペナルティーエリア手前でパスを受けると、強烈なミドルシュート。枠を捉えたが、GKナバスに阻まれた。以降もマンチェスター・Uが攻勢をかけ、チャンスを作り出していった。
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フェライニ(右)とベンゼマ(中央)のマッチアップ [写真]=AMA/Getty Images
そして前半終了間際、均衡を破ったのはマンチェスター・Uだった。アントニー・マルシャルが敵陣左サイド深くからドリブルでカットイン。鮮やかなボールタッチで3選手をかわすと、ペナルティーエリアに入って冷静にラストパスを送る。フリーで待っていたリンガードが難なく押し込み、先制に成功した。
1-0で迎えた後半開始時、両チームともに複数の選手交代を行った。レアル・マドリードはカゼミーロや新加入のテオ・エルナンデスらを投入。マンチェスター・Uは新加入のロメル・ルカクやポール・ポグバらがピッチに立った。
レアル・マドリードは69分、スルーパスに反応したT・エルナンデスがペナルティーエリア左側で相手に倒され、PKを獲得。カゼミーロが豪快に決め、スコアは1-1となった。
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カゼミーロ(右)がPKで同点ゴールを決めた [写真]=AMA/Getty Images
終盤に勝ち越しゴールは生まれず、1-1で90分を終えた。決着はPK戦に持ち越され、2人目までは両チームともに失敗。4人目を終えて1-1と、キック成功率が低いPK戦となった。先攻のマンチェスター・Uが2-1とし、レアル・マドリードの5人目はカゼミーロ。強烈なシュートはクロスバーに阻まれ、2-1でマンチェスター・UがPK戦を制した。
【スコア】
レアル・マドリード 1-1(PK:1-2)マンチェスター・U
【得点者】
1-0 45分 ジェシー・リンガード(マンチェスター・U)
1-1 69分 カゼミーロ(PK)(レアル・マドリード)
By サッカーキング編集部
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