ポグバ休暇を共に過ごしたルカクだが「彼は移籍に関して何もしていない」と語った [写真]=Getty Images
今夏エヴァートンからマンチェスター・Uに移籍したベルギー代表FWロメル・ルカクが加入の決定的な理由を明かした。24日付でイギリス紙『サン』が報じている。
ルカクは2016−17シーズンを終えた後、以前から交流があったマンチェスター・Uのフランス代表MFポール・ポグバと共にオフシーズンを過ごしていた。
当初はマンチェスター・Uとの交渉が明るみに出ていなかったことから、ジョゼ・モウリーニョ監督がポグバを“エージェント”としてルカクの元に派遣したのではないかという噂がメディアやサポーターの間で広まっていた。
さらに、ルカクの加入が決定した時、まだオフを共にアメリカで過ごしていたポグバに真っ先に報告し、それを歓迎する2人の動画がポグバ本人のインスタグラムにハッシュタグ「AgentP」と共にアップされたことから“エージェント・ポグバ”の噂は現実味のあるものとなっていた。
しかし、当のルカク本人はこの噂に反論したようだ。
「僕たちは一緒に休暇を過ごしていた。その1日の終わりに移籍するかどうかを決断しなければならなかったというだけなんだ。彼は何もしていない。僕がこのクラブへの加入を決断したのは、モウリーニョ監督に説得されたからだよ。その会話の中で僕は納得し、このクラブの再建に貢献したいと思ったんだ」と、ポグバは移籍に関与していないと語った上で、マンチェスター・U加入はモウリーニョ監督の影響だと強調した。
エースストライカーとしての役割を期待されるルカクは、「ユナイテッドの選手であるというのは素晴らしい気分だ。いつも望んでいたことなんだ。僕はいつもこのクラブでプレーしたいと思っていた。チャンスをくれたモウリーニョには感謝する。僕はこのクラブのためにできるだけ多くのことをしたいと思っている」と、加入のチャンスを与えたモウリーニョ監督に感謝すると「僕の個人的な目標はあまり話したくない。日々懸命にトレーニングし、できるだけ多くの試合に勝ちたい」と、来シーズンへの抱負を語った。
By サッカーキング編集部
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