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シュマイケル、PKストップで“ある記録”が話題に…偉大な父を抜く

2017.08.30

PKストップ数で父親の記録を抜いたシュマイケル [写真]=Getty Images

 レスターに所属するデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルが、実父でマンチェスター・UのOBでもあるピーター・シュマイケル氏の“ある記録”を超えたとして話題を呼んでいる。28日付のイギリス紙『サン』が伝えている。

 26日に行われたプレミアリーグ第3節で、マンチェスター・Uと対戦したレスター。敵地での大一番に0-2で敗れたが、フル出場したシュマイケルは53分にベルギー代表FWロメル・ルカクのPKを止めた。同紙によると、オールド・トラフォードでPKストップは同選手にとって初めてのことだったという。

 実父のピーター・シュマイケル氏は、1991年から1999年までマンチェスター・Uに在籍。不動の守護神として、5度のプレミアリーグ優勝や1度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献した。しかし、オールド・トラッフォードで一度もPKを止めた経験がないため、PKストップの回数で息子が父親を上回ることになったという。

 なお、オールド・トラフォードで行われたプレミアリーグの試合で、最も多くPKストップを記録しているのは、現在マンチェスター・Uの守護神に君臨するスペイン代表GKダビド・デ・ヘア。2011年から同クラブに在籍する同選手は、同年8月のアーセナル戦と2014年10月のエヴァートン戦でPKをセーブし、同スタジアムでPKを2度止めた唯一の選手となっている。

 今回のPKストップにより、レスターでの公式戦で与えた直近のPK5本のうち、3本をセーブしたこととなったシュマイケル。“レジェンド”と称される偉大な父を超えるのは簡単なことではないが、1つ自慢できる勲章を得たのは間違いないだろう。

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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