13日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節で、リヴァプールはセビージャとのホームゲームに臨む。前日会見に出席したユルゲン・クロップ監督は、風邪気味のエジプト代表MFモハメド・サラーについて、他のチームメイトに移さないように「呼吸を禁止した」と明かした。12日付のイギリス紙『デイリーミラー』が伝えている。
サラーは今夏、ローマからクラブ史上最高額の4200万ユーロ(約52億円)に加え、パフォーマンス次第で最高800万ユーロ(約10億円)が追加される移籍金でリヴァプールに加入。初出場から6試合で3ゴールを記録するなど、順調なスタートを切っている。しかし、現在は風邪気味で、のどを痛めているために前日練習を回避することになったという。
クロップ監督は病状について「深刻ではない」と話しながらも、チームに悪影響をもたらさないために特別な指令を与えたと明かした。
「サラーはチームミーティングには出席したが、息をすることは許さなかった! その後、彼を家に帰したよ。万が一ウィルスがあった場合、それがチームにまん延するのは避けたいからね」
なお同監督によると、サラーはセビージャ戦当日に行われる練習には参加し、夜に行われるゲームには出場する見込みだという。万全の対策を取ったリヴァプールは、3シーズンぶりの出場となるCLグループステージで好スタートを切ることができるだろうか。
(記事/Footmedia)