「ラッシュフォードはムバペ＆デンベレ級」…P・ネヴィル氏が俊英を絶賛

　元イングランド代表DFフィル・ネヴィル氏は古巣マンチェスター・Uで輝きを放つイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは1億ポンド（約152億円）級の選手だと信じているようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が21日に報じている。

　ラッシュフォードは開幕から6試合すべてに出場。うちスタメンは4回とまだ19歳ながらすでに自らの地位を確立しつつある。そんなラッシュフォードに対し、P・ネヴィル氏は「この国では誰もが（フランス代表FW）キリアン・ムバペや（同代表FW）オスマン・デンベレを称賛するが、ラッシュフォードには触れない」と話し、古巣のヤングスターは過小評価されていると主張。

「それは彼がイングランド人で、みんなは『ウイングか…良い選手だね』としか認識していないから。ラッシュフォードはウイングでもプレーするムバペ、デンベレと同じレベルにいるんだ。みんなはラッシュフォードはセンターフォワードで使われるべきと言うけど、彼はどこでも対応できる。それだけのクオリティがあるからだ」

　ラッシュフォードへの過小評価はイングランド人のウイングへの評価の低さが理由と語ったネヴィル氏は「ラッシュフォードはすでに彼ら2人と同じクラス、1億もしくは1億5000万ポンド級の選手だ」と話し、超高額での移籍を果たしたムバペやデンベレクラスの選手であると主張した。

　さらに「ルイ・ファン・ハール前監督のもとでその名を世界に知らしめ、ベンチだろうと言われていたジョゼ・モウリーニョ監督のもとではほとんどのビッグゲームに出場したし、今ではゴールも量産している。間違いなくワールドクラスになるよ」と称賛を惜しまなかった。