トッテナムを指揮するマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、イングランド代表MFデレ・アリについてコメントしている。
イギリスメディア『スカイスポーツ』によれば、デレ・アリはトップフォームをまだ披露できていないという。指揮官のポチェッティーノ監督もその事実を認めているが、選手を信じ続けチームに帯同させていると明かした。
「彼は難しい時期にいる」と明言した監督は、「チャンピオンズリーグでプレーできていないんだ」とコンディションが上がらない原因を推測した。「彼にとって厳しい時間だけど、長くは続かないと思う。すぐにいつもの選手に戻るはずさ。彼自身は現状に心配しているよ。なぜなら彼だって普通の人間なんだ。だけど、この状況は、彼をまたひとつ進化させてくれるはずだね」と期待も込めたコメントを残している。
21歳にしてすでにチームの主力に成長したデレ・アリだが「彼が成熟しているかって? ノーだ。アリはトッテナムで2シーズンしか戦っていない。まだ改善すべきところがあるんだ。最高の選手になるために苦悩は必要なんだ。私もその手助けがしたいね」と成長を促した。