長期離脱から復帰のトッテナムDFローズ「僕のシーズンは今からスタート」

　17日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第3節のレアル・マドリード戦で約8ケ月ぶりとなる実戦復帰を果たしたトッテナムのイングランド代表DFダニー・ローズが現在の心境を語った。19日付のイギリス紙『デイリースター』が伝えている。

　ローズはレアル・マドリード戦に80分から出場。短い時間ながらもローズには多くのトッテナムファンから声援が送られた。「まずはファンの人たちに感謝の言葉を伝えなければならない。久しぶりの試合出場の僕に、あれだけ大きな声援を送ってくれたことは本当に嬉しかった。ファンの人たちを悲しませる結果にならないよう、これからも精進し続けなければならないと感じたよ」とローズは語り、ファンの人たちへの感謝の気持ちを示した

　「８カ月もの離脱期間の過ごし方は本当に難しかった。トッテナムの試合を見ることすら嫌に感じた時期もあったよ。でもようやく戻ってくることができた。僕のシーズンは今からスタートするようなものだよ」とローズは続け、負傷離脱していた期間の苦悩についても明かした。

　最後にローズは、今夏のトッテナム退団が噂されたことについても言及。「それはもう過ぎ去ったことだ。監督も同じように考えている。今、僕にできることはトッテナムで多くのタイトルを取れるよう全力を尽くすこと。それから、来年のW杯出場に向けてイングランド代表のメンバーに復帰することだ。これからの挑戦が楽しみでならないよ」とローズはコメント。トッテナムでのプレーに全力を捧げたいという考えを明かしている。