ケガからの復帰目指すイブラ、リーグ制覇に自信「成し遂げるために戻る」

　マンチェスター・Uに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、プレミアリーグを勝ち取りたいと奮起した。26日付でイギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　イブラヒモヴィッチは昨シーズンの悔しさを吐露し、今シーズンに対する意気込みを語った。

「俺はプレミアリーグを制覇するためにマンチェスター・Uに移籍してきた。昨シーズンは3つのタイトルこそ獲得できたが、自分が望んでいたシーズンではなかった。誰も満足していなかったんだ。今シーズンの目標はプレミアリーグ制覇だ。俺は成し遂げるために戻ってくる」

　4月下旬にひざのじん帯を損傷したイブラヒモヴィッチは、全治8から9カ月の離脱を強いられているが、強気な姿勢をアピールした。

「ここ数年は、『あとどのくらいプレーできるんだろう』と考え、迷うことも多かった。でも、ケガが自分の目標を明確にしてくれた。ケガから戻ってプレーし、目標を成し遂げる。それだけなんだ」

「俺は大きなケガをしたことがなかった。だから、このケガをした時には周囲に『もうキャリアは終わった』とか『年を取り過ぎている』とか言われたね。でも、そのことが引き金になって俺にエネルギーと目的を与えてくれた。俺は俺ができることに挑戦していくんだ」

　力強いコメントを残したイブラヒモヴィッチは1月の復帰が予想されているが、マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督は「年内の復帰が可能だと思っている」と述べており、早期復帰の可能性も高まっている。