ホジソン監督と再タッグ？ C・パレスが1月にウィルシャー獲得か

　アーセナルに所属するイングランド代表MFジャック・ウィルシャーに対して、クリスタル・パレスが関心を強めているようだ。8日付のイギリス紙『テレグラフ』が報じている。

　報道によると、C・パレスの指揮官であるロイ・ホジソン監督がウィルシャーの獲得を熱望しているという。ホジソン監督は2012年から2016年までイングランド代表を率いていた時代にもウィルシャーを重宝していた。2015－16シーズン全体で負傷のためリーグ戦わずか150分しか出場していないウィルシャーをユーロ2016のメンバーに選出したことは、ホジソン監督の同選手に対する高評価を代表するエピソードである。ホジソン監督はC・パレスを率いている現在もウィルシャーを高く評価しており、1月から始まる冬の移籍市場で同選手をチームに迎え入れたいと考えているようだ。

　来年のロシア・ワールドカップ出場を目指すウィルシャー自身も、プレミアリーグ2試合のみの出場に止まっている現在の状況に満足していないという。現在イングランド代表の指揮官を務めているガレス・サウスゲート監督はリーグ戦で安定した出場機会を得られない限りウィルシャーを招集しない意向であるようで、ウィルシャーは1月に移籍を希望するのではないかと報じられていた。

　アーセナルがウィルシャーの残留を希望していることや、C・パレス以外にウェストハムやスウォンジーも同選手に関心を示していることから、去就は未だ読めないものとなっている。ウィルシャーがホジソン監督の下で再びプレーする可能性はあるのだろうか。